◆ アブラハムの生涯(5)
習志野バプテスト教会週報
彼(メルキゼデク)アブラムを祝して言いけるは、願わくは天地の主なる至高き神アブラムを恵みたまえ。願わくは汝の敵を汝の手にわたしたまいし至高き神にほまれあれと。アブラムすなわち彼にそのすべての物の十分の一をおくれり=@
アブラハムは信仰の面で強いだけではなく、武器をとっても勇敢であった。五人の王と軍勢を敵にまわし、甥のロトと家族をとりもどした。 アブラハムの勝利の秘訣はなんであったろうか。 ア.背徳と邪悪の町ソドム及びこの世から分離していたこと(テモテ後書二・四、一九、二一)。 イ.神のみ心の中に生きていた。 ウ.主とともにまじわりをもっていた。 創世記一四章におけるメルキゼデクはイエス・キリストの型として聖書の大切な人物の一人である。義の王≠ニいう意味の名前をもち、人間の系図がない。 アブラハムはメルキゼデクに十分の一をささげた。それは人間のつくったシステムではなく、神の秩序である。アブラハムの繁栄は一三章一四節から一八節に描かれている。
イ.「あたうべし」という神のお約束を確信した。二心のものは神様から何も受けることは出来ない。 ウ.「ゆきめぐるべし」。自分の努力なくして神の祝福をたしかめることは出来ない。 エホバのことば幻の中にアブラムにのぞみていわく。 アブラムよ、おそるるなかれ我は汝のたてなり 汝のたまものは甚だ大いなるべし。 …… かくてエホバ彼を外にたずさえいだして言いたまいけ
神様が私たちのたてであり、守護をあたえてくださるという約束を持つ人は幸いである。この約束は一人アブラハムのみに与えられたものではなく、信仰による子孫(主キリストの救いを受け入れた人)すべてにあたえられている約束である。 ……神もし我らの味方ならば、誰か我らに敵せんや。……我らを愛したもう者により、勝ちえてあまりあり
(つづく)□
◎ 暗誦聖句 ルカ 伝 五章 一一節
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