◆ 勝利への道(17)

        習志野バプテスト教会週報 
        二〇〇一年一月二一日号 
        ▽キリスト・イエスの心を心とせよ

これ天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもの、ことごとくイエスの名によりて膝をかがめ、且つもろもろの舌の「イエス・キリストは主なり」と言いあらわして、栄光を父なる神に帰せんためなり=@                エペソ書二章十、十一節

 使徒パウロはキリストの限りない謙遜を二章の前半で例示した。人間関係の苦しみ、悩みを越えることは簡単ではない。私たちが人と人という水平線の関係だけで解決しようとするならば対人関係を根本的に解決することはむずかしい。

 主イエス・キリストは私たちに垂直の関係を正しく保つようにと模範を示しておられるのだ。私たちの眼はどこに向いているだろうか。地をはう虫のように低い所だけを見ているだろうか、それとも、トンボのように上を見ているだろうか。地上の人間関係は楽しいことばかりではない。夫婦、嫁姑、親子、隣人、同僚、親せき等、どれをとってもむずかしい。
私たちの人生の目あては何だろうか。価値観の基準を何においているだろう?

 天地万物の創造主のご計画をよろこんで受け入れ、すなおに従って歩く日々は勝利につながる。逆に自分の肉の力で生きようとするなら、たとえ一時的には成功(あるいは勝利)にみえることがあっても、究極的にはほろびの道に通じるのである。

知者いずこにかある、学者いずこにかある、この世の論者いずこにかある、神はこの世の知恵をして愚かならしめ給えるにあらずや。=@ コリント前一・二〇

 謙りは栄誉に通じる(箴言十八・十二)。 (続く)

◎ 暗誦聖句   黙示録二章一〇節後半
なんじ死に至るまで忠実なれ、
  さらば我なんじに生命の冠を与えん。=@   


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