◆信仰の成長
               
   習志野バプテスト教会週報 
   二〇〇二年六月二日号
     ▽み言葉を生きよう
 

此処(ベレヤ)の人々は、テサロニケにおる人よりも善良にして心よりみ言をうけ、この事の正しく然るか然らぬか日々聖書をしらぶ
    使徒行伝一七章一一節(※一部割愛)

 
 べレアの人々は、神様のみ言葉をきいてよろこぶだけではなく、耳で聞いたことが聖書に書かれてあることかどうかをたしかめたというのです。どんなに信頼出来るパウロやシラスという伝道者の話をきいても彼らは聖書を以って確かめたのです。私たちが見習わなければならない点だと思います。
 
 聖書を確かめることにより、かれらは二つの効果をあげたのです。第一に、伝道者から難解な部分の説きあかしをきいて納得し、あるいは、質問をえらび出すことが出来たということ。次に耳できいた神様のみ教えを目と心で確かめることにより信仰の確信をあたえられたことです。自分が人に神様のあかしをしようとするときに聖句の裏づけが出来ます。
 
 また、もし伝道者たちの言うことが、聖書の意味と違うものであれば、そんな伝道者に聞き従う必要がないし、彼らを退けなければならないのです。
 
 信仰は聞くこと→聞くはキリストの言葉によるのです。祈りに平安を与えられるのは、神様のお約束を知るときです。社会生活の知恵は、聖書を学ぶことから得られるのです。お昼休みの五分間で、箴言を一章は読めるでしょう。電車を待つ間に、暗誦聖句を覚えましょう。夕食後、新聞より先に、コリント前後書を読みましょう。無理のないスケジュールで聖書を読みましょう。新興宗教の信者におとっては話になりません。
 
 そこで、提案があります。神様のみ言葉が私たちの心に深く浸透するように、せめて日曜日はテレビのやかましい番組を遠ざけましょう。夜のテレビ視聴は、日曜日礼拝の学びを遠ざけてしまいます。日曜日礼拝が終わるまでは新聞を読まないで、聖書を読みましょう。日曜日の夜など、静かな音楽は家族揃って楽しめることでしょうし、子供にもはかり知れない精神的感化を与えます。
 
 賛美歌の録音をきいたり、家族揃って歌ったり楽しいものです。あるいは、キリスト教の参考書や信仰図書などをぜひ家計簿の一部に加えて、精神生活を大切にしようではありませんか。参考書など、教会でもおとりつぎいたします。毎週水曜日夕八時から九時までは、聖書研究の時としてテレビをやめましょう。聖書を読み、共通の祈りの課題を覚えましょう。何よりも一人では誘惑に負けますから教会に出席しましょう。
 
 
◎ 暗誦聖句 マタイ伝六章
聖なる物を犬に与うな。また真珠を豚の前に投ぐな。恐くは足にて踏みつけ、向き返りて汝らを噛み破らん。
 

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