◆幸福な結婚 (三)
     習志野バプテスト教会週報 
       二〇〇二年一一月二四日号
       ▽神様の摂理を学ぼう 
 

一、信仰が同じであること。

二、同程度の知能。

三、趣味、興味などが大体同じであること。
 

四、人生に対する態度が大体同じであること。

 
 たとえば、献金の額を決めるにも、あるいはよそから頂いた贈り物に対する態度も夫婦が一致しなければなりません。献金は各自の信仰を示すバロメーターであるとも言われるほどです。

 往々にして若い男子は独身時代の派手な使い方から、生活の予算と相談なしに献金を出そうとする気持ちにかられやすいですし、一方女子は、台所のことを考えて細かい計算のうえで献金できる額を算出する傾向があります。


五、お互いの育った背景が大体同じであること。

 
 私たちは誰でも幼い頃からの環境を無視できません。自分一人で今日の性格や思想を築きあげたのではありません。経済的に夫婦の背景が開き過ぎてもよくありません。


六、子供の教育などに意見の一致

 
 子供は神様からの祝福であるということを確認しましょう。願われずに生まれ出た子供は不幸です。子供の前では絶対に「お前なんかほしくなかったのに生まれたんだ。」とか、「お前の顔を見たくない!」などと言ってはいけません。
みよ子らはエホバの与えたもう嗣業(ゆずり)にして胎の実はその報いのたまものなり=@
    詩篇一二七篇三節
 
 子供を自由奔放に育てたい父と、受験を考えながら厳しく育てたい母とのマサツはよくあります。子供のしつけ、塾通い、テレビゲーム、そのほか子供のことで夫婦がぶつかることはめずらしくない時代です。

 子供はどちらの意見に従ったらよいのか迷います。人間の性質は、遊ぶこと、楽をすること、干渉されたくない、など罪に走る傾向があります。

 
 自由に育てたいと父親が願うなら、毎日子供とあそび、子供に大切な倫理を教えていただきましょう。たまに子供の相手をするだけのお父さんなら、責任ある教育は出来ません。

 早い時期に夫婦で考え方の調整をして、子供の前での争いをやめましょう。

 
 神様は子供の教育についての責任をまず父親に課していらっしゃいます(エペソ書六章四節)。仕事や時間の関係で子供を教導できないのなら、母親の意見に耳を傾け、共同で子育ての責任を分担すべきではないでしょうか。牧師を招いて聖書の教えを学ぶことは有益だと思います。
 
 
◎ 暗誦聖句  コリント後書五章一〇節
我らはみな必ずキリストの審判(さばき)の座の前にあらわれ
 

            


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