◆音楽セミナー(四)
     習志野バプテスト教会週報
     二〇〇三年二月二日号 
       ▽「新しい歌を神に」 詩篇九六の一


五、主の歌は、世的な歌ではありません。

 されば兄弟よ、われ神のもろもろの慈悲によりて汝 らに勧(すす)む、己が身を神の悦(よろこ)び給う潔き活(い)ける供物(そなえもの) として献げよ、これ霊の祭なり。又この世にならうな、 神の御意(みこころ)の善にして悦ぶべく、かつ全きことをわき まえ知らんために心を更(か)えて新(あらた)にせよ。
          ロマ書一二章一〜二節

ア、活きた供え物としてあなた自身を神に献げなさい。

 パウロはあなたがたの身を活きた供え物として献げなさい、と勧めています。活きた供え物とは何でしょうか。

 @神に受け入れられるもの
 Aきよいもの
 B死んだものではなく、生きているもの

イ、この世と調子を合わせてはいけません。

 次にパウロは、この世と調子を合わせてはいけません、と勧めています。なぜなら、私たちはこの世にではなく、次のことに私たちの心を向けるべきだからです。

 @神の御心は何であるか。
 自分の好き嫌いで考えるのではなく、神様が何をお望みになるのかという事です。中心は神様です。

 A何が良いことなのか。(一番良いもの)

 B何が神様に受け入れられることなのか。

 C御言葉と御霊の力によって、心をかえて頂くこと。

 新しい心に、新しい歌があたえられます。

 パウロは、私たちがこれらのことに心をむけていくならば、神様の御心はすばらしく、完全であることを知ることが出来る、と書いています。


ウ、世にあるものを愛してはなりません。

 汝ら世をも世にある物をも愛すな。人もし世を愛せ ば、御父を愛する愛そのうちになし。おおよそ世にあ るもの、即ち肉の慾(よく)・眼(まなこ)の慾・所有(もちもの)の誇りなどは、 御父より出づるにあらず、世より出づるなり。
      第一ヨハネ二章一五〜一六節

 なぜ、ヨハネはこの世の物を愛してはいけないと警告を与えているのでしょうか。この世の物は、肉の欲、目の欲、暮らし向きの欲、と関係があるからです。世の物は限りがあります。

 世の人に標準を合わせてはいけません。世の物は神様からの物ではありません。正しいものでなければ神の栄光をあらわすことができません。

 主の歌は、世的な歌ではなく、霊的な歌です。特別な歌であり、新しい歌です。神様はクリスチャンであるあなたに新しい歌を授けて下さったのです。   (終)


◎暗誦聖句 マタイ伝七章一四節


本ページへの問い合わせは ruthdick@mtj.biglobe.ne.jp までお願いします。