◆ 新任牧師のヴィジョン
         松山英樹
               
        習志野バプテスト教会週報 
        二〇〇三年四月二七日号
        ▽信仰の土台
 
 
 今年の一一月に習志野バプテスト教会は、創立四〇周年を迎えます。聖書信仰に堅く立ちつづけ、日曜学校と海外宣教に力をそそいできた当教会を神様は大きく祝福して下さいました。大きなヴィジョンはこの歩みを継続し、さらに前進させていくことです。 

 具体的なヴィジョンの第一は、神様が主任牧師にお与えになったヴィジョンの達成に努めることです。教会員が主任牧師と新任牧師とどちらに従ってよいかわからないというような状況を作らないようにしたいです。もし、私の指示と丸山牧師の指示が違った場合は、主任牧師の指示に従って頂き、後で私に「丸山先生の指示は○○でしたので、主任牧師の指示に従いました。」と教えてください。お願い致します。

 「彼(キリスト)は…ある人を牧師・教師として与え給えり。これ聖徒を全(まっと)うして職(つとめ)を行わせ、キリストの体を建て、我らをしてみな信仰と神の子を知る知識とに一致せしめ、全(まった)き人、すなわちキリストの満足(みちた)れるほどに至らせ」(エペソ書四章一一〜一三節)とありますので、み言葉を愛し、熱心に学び、聖徒の皆様に正しく、わかりやすく神様のお言葉をお伝えしたいと思います。み言葉によって、私たちはキリストのお姿に似る者となり、キリストのお体(教会)は成長していくからです。 

「我らはキリストの賜物(たまもの)の量(はかり)に従いて、おのおの恩恵(めぐみ)を賜(たま)わりたり。」(エペソ四・七)とあります。神様は全ての教会員に賜物をお与え下さっています。

 主の為にお用い下さい。教会は成長し、宣教が拡大していきます。 

 ロマ書一〇章一二〜一五節から福音宣教の重要さを教えられます。宣教の働きは伝道者だけの働きではなく、神様が全てのクリスチャンにお委ね下さった働きです(コリント後書五・一九)。全ての教会員が、遣わされた場所(家庭、職場など)で主の証を出来るように、私たち夫婦がよいお手本となり、励ましとなりたいです。 

 「まず神の国と神の義とを求めよ、さらば全てこれらの物は汝らに加えらるべし。」(マタイ六・三三)という神様のお約束を若い兄姉に実際の生活で体験して頂きたいです。

 例えば、教会に奉仕にくれば、アルバイトは出来ず、交通費もかかるでしょう。犠牲がともないますが、神様はお約束の通り、必ず必要を満たして下さることと、主にお仕え出来る喜びを味わいます。この経験をしていく人は、喜んで献身し、主にお仕えしていきます。特に、若い兄姉の助け、励ましとなりたいです。 

 天に召されるまで、主に忠実であるようにお祈り下さい。

◎暗誦聖句 マタイ伝 七章一五節
 
 


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