◆  メトロ・セブ神学校の祝福

               
        習志野バプテスト教会週報 

        二〇〇三年九月七日号
        ▽「神は喜びて与うる人を愛し給えばなり」

 

 セブの空港に着くとすぐに、宣教大会中とのことで、ラポラポBBCにむかった。三六名の先生方が参加なさっていた。メトロ・セブ・バプテスト・バイブル・セミナリーを卒業なさった先生たちである。

 ラポラポBBCでは現在土地を借用しているが、主の祝福のうちに救われる魂が加えられているので、現在の教会の隣地を購入し、新会堂をたてようと祈っているとのこと。

 ラポラポの土地は外国企業の参入で、値上がりしているので、少しでも早く購入出来るようにと、祈の要請を受けた。一u二千ペソ(四八〇〇円)を交渉して一五〇〇ペソ(三六〇〇円)にしてもらう予定とのこと。

 セミナリーは来年一八回目の卒業生を送り出すが、今年度は六六名が学んでいる(一年生二一人、二年生二〇人、三年生二五人)。過去最高の在籍数である。

 その内三五名が寮生活をしているが、NBCからの献金で、ベッドが増設された。来年、主がさらに多くの献身者をお与え下さるならば、学生たちはどこに寝るのだろうと心配になる位、寮は手狭である。

 神学生の食費、寮費は無料となっている。セミナリーの家賃は毎月三五〇ドル。さらに、光熱費と食費は最低限かかる。食事は学生が当番制で作っている。

 セミナリー運営のための資金はマンダウエBBCとNBCからの献金によっている。今回、皆様からお預かりした献金をお渡しすると、「これで今月支払う分と前回分の二ヶ月分の家賃を払えます。神様は私たちの必要を満たして下さるお方です。」と神様をほめたたえられた。また、「習志野BCの皆様のお祈りと大きな犠牲に対して心から感謝致します。」とのお言葉をいただいた。

 セミナリーを卒業し、説教者の認証を受けると開拓伝道に遣わされる。今年はセブ島に二名、レイテ島に一名、ボホール島に二名、合計五名が遣わされた。

 ボホール島に遣わされたオドロン夫人は今年、乳ガンの手術を受けられた。二年以内に転移の可能性が八〇%とのこと、祈の要請をうけた。

 マンダウエBBCは現在二〇組の開拓伝道者を派遣・支援している。さらに他の教会出身の開拓伝道者一二組も支援している。サポートは一組一週間五〇〇ペソ(約一二〇〇円)。三二組を支援している。

【人々の日給は平均一三〇ペソ(三二〇円)とのこと】
 神様は、セミナリーで訓練を受けられた先生方を豊かにお用い下さり、それぞれの地において救われる魂を起こして下さっている。私たちは祈りとささげ物を通して比国での救霊活動の恵みに与(あずか)っている。(記・松山)

◎ 暗誦聖句 マタイ伝七章二〇節


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