◆ ロマ書の学び(49)

        習志野バプテスト教会週報
         二〇〇四年五月二日号
         ▽ 神との平和

 

  仮に皆さんが学校で表彰されるとして、学校の校長が表彰状を持ち教頭が脇でプレゼントを持って「○○さん、前に出て来なさい。」と言う。表彰されるあなたは堂々と前へ進んで行くのではないだろうか。

 恥ずかしがって頭に何かかぶって行く必要はない。私たちはイエス様を信じることによって、もう罪を隠そうとする必要がない。本当に神様の前に顔を真っ直ぐに向けて、立つことができる。何故なら、神様は私たちの罪けがれをいっさい思い出すことはしないとおっしゃるからである。

この後、また彼らの罪と不法とを思い出でざるべし。(ヘブル書一〇章一七節)=@イエス様を信じることによって、私たちは、神様の前に、一度も罪を犯したことがないと認められるのだ。


 〈信仰による義認〉〈神との平和〉そして〈恵みの御座に近づく〉ことができる。さらに、〈神の栄光を望む〉ということである。この世の中の願い、望みは罪の世界の快楽であるが、クリスチャンにとっての希望とは「栄光の望み」である。

 全能の神様=主イエス・キリストの御前に私たちはひとつの家族として、豊かな祝福にあずかることが出来る。永遠の喜びが待ち受けている。


 皆さんは、何かの持病を持っていらっしゃるだろうか。五〇〜六〇才になると何らかの病気を持つようになる。今、日本で大変大きな問題となっているのが、小学生をはじめペットに至るまで、糖尿病が大変多いということである。

 ペットが食べ過ぎで太っていたり、糖尿病になっているかもしれない。私たちも一〇年程前から糖尿病の予備軍だと言われていた。私が前立腺がんで入院した時、糖尿病の検査に引っかかり、一週間余り糖尿病食を食べたが、不味(まず)かった。パンがひと切れ、バターが少し、野菜の煮っころがしが少々。おまけに味気もなく、こんなもので命が保てるのか、と思うくらい粗末だった。

 最近の糖尿病食は驚くぐらい豪華になって、目先も変わっていて三〇品目位揃っている。見た目もきれいだし充分満足出来るように作られていて、随分成長したなあと思う。

 糖尿病になるとよく「玉ねぎを食べなさい。」と言われる。玉ねぎは犬や猫には絶対与えてはいけない、血液を溶かすから、と言われる。しかし人間にとっては玉ねぎは大変健康に良く、特に糖尿病にはいいそうだ。玉ねぎは食べた後におい(、、、)が出るし、お腹がゴロゴロすることがあり、嫌いな人達もいるが…。

 糖尿病食を続けていくと段々分かってくるのだが、体が軽くなる。動きがべったんべったんからスゥーと歩けるようになり、坂道を歩く時にハァハァとやっていたのが息切れしなくなる。糖尿食は馬鹿に出来ないな、と思った次第である。(続)
 


◎ 暗誦聖句 申命記六章五節
汝心を尽(つく)し精神を尽(つく)し力を尽(つく)して汝の神エホバを  愛すべし。


本ページへの問い合わせは ruthdick@mtj.biglobe.ne.jp までお願いします。