◆ ロマ書の学び(101)

        習志野バプテスト教会週報
         二〇〇五年六月二六日号
         ▽ み言葉に生きる

 バプテスマを受け、救いの戸籍に入ると嬉しいだけではなく、教会という神の家族に加わって、教会員として、神の家族の一員として、特権を神様から頂き、同時に喜びを持って人々に証(あかし)が出来るようになるのだ。

 教会員はみな誰もが同じ一票の権限を持つ。神様は各地方教会の独自の自治、宣教活動を願っていらっしゃる。当教会では、忠実な教会生活をしていなければその人は教会の運営や伝道活動の積極的な面で教会の全(すべ)てに議決する権限を持たないと考える。当教会の規則の中では、三ヶ月以上の無断欠席(海外とか地方教会に通っている人たちではなく)、つまり教会に通える状態にありながら教会の礼拝を守ろうとしない人たち、また神様の伝道活動を支えるためにそれぞれの責任、神様に対する十一献金(収入の十分の一を神様にお返しする)などの献げものを怠(おこた)る者は、教会における議決権を一時停止をすることがある。

  もし、皆さんの中に、三ヶ月以上神様に対する十分の一献金を怠っている人がいるならば、どうか今日の学びで悔い改め、ここからスタートしてほしい。何も二年前、三年前に遡(さかのぼ)って全部の献金をささげて下さいと言っているのではない。過去のことは神様に「過去のことをお赦(ゆる)し下さい、ごめんなさい。」と言って、今日からその十一献金を再出発していただきたい。

 「私は働いていない、収入がないから十一献金はできない。」という人も、食べたり買ったりするだろう。少しでも知恵を働かせて、まず神様におささげすることを覚(おぼ)えていただきたい。子供でも、お小遣いをもらうだろう。床屋へ行く、あるいはちょっとした化粧品を買うお金の中から、わずかであってもささげていただきたい。金額の多い少ないの問題ではない。神様に救われている喜びをあらわしていくこと、神様に従っていこうとする姿勢が大事なのである。

 牧師は毎月、誰がいくら献金しているかを見ていない。神様があなたに語って下さるように、と願うからだ。牧師は誰が教会責務を怠っているか調べない。けれども、神様はあなたの心を見ていらっしゃる。そして、神様への感謝と従う気持ちは、当然あなたの生活に現れてくる。

 今の時代、多くの両親は子供を甘やかしすぎている。中学生・高校生がアルバイトをする理由は何だろうか。家計が苦しいから働いて家計の足(た)しにしているのだろうか。神様を第一とすることの喜びを知ってほしい。アルバイトも収入の一形態である。ささげものを第一に考えよう。神様は必ず祝福してくださる。
 
  ( 続 く )
 

◎ 暗誦聖句 ホセア書六章一節前半
来たれ、我らエホバにかえるべし。エホバ我らを
 かきさき給いたれども、また医(いや)すことをなし

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