◆ ロマ書の学び(138)

        習志野バプテスト教会週報
         二〇〇六年四月九日号
         ▽ み言葉に生きる

 

 神学生を教えていた時、朝早く新聞配達のアルバイトをしたり、夜、家庭教師をやって疲れている学生が居眠りをする。疲れて可哀想だと思いながら起こすと、時には突拍子もなく「ハイ」等と返事をする人もいる。私たちの頭は絶えず働いている。夜寝ている時も脳は休まず、頭は絶えず働いている。夢を見るのは、脳が働いているからである。私たちは、一晩でどのくらい夢を見るのだろう。学者の説では一晩に九つほど見るそうであるが、その夢はほとんど忘れてしまう。忘れるのは疲れているためだが、明け方に見る夢はくっきりと残っている。レム睡眠などが研究され、眠りが浅くなったり深くなったりすると言われている。

 クリスチャンは、寝ているときも神様につながっていることを覚えてほしい。そういう意味で、朝に昼に、夜寝る前に聖書を読むことは大事である。

この律法(おきて)の書を汝の口より離すべからず。夜も昼もこれを念(おも)いてその中に録(しる)したるところをことごとく守りて行え。さらば汝の途(みち)、福利(さいわい)を得、汝かならず勝利を得(う)べし。=@       ヨシュア記一章九節

 私たちは、日々の生活を絶えず神様のみ言葉によって生かされる。神様のみ言葉が私たちを支配してくださるように祈ろう。私たちは、寝ている時も目が覚めている時も何かを思う。その思いの中心に、イエス様の生命そのものが働くようにと願うことが大事である。

 最近、道を歩いていても、街中でガングロの女の子を見かけない。一度ガングロにすると、肌が焼けて治らないらしい。皮膚病をおこすのだそうだ。以前、ガングロで歩いている子連れの若い女性がテレビのインタビューを受けていた。「あなたはどうしてガングロにするのか」との問いに、「ガングロは自分を隠すことができるから」と答えていた。これだな、と思った。ガングロにすると自分の本性を知られないで、自分自身を自由に表すことが出来る。だから顔を真っ黒に焼き、自分の正体を見られないようにするのだろう。

 女性は、化粧をし、しわを隠そうとする。確かにきれいに見える。しかし、箴言第三一章を見てほしい。女性の本当の美しさは、心から出てくる。心の中に神様を招き、神様を仰いでいると自然に顔はツヤを持ち、美しい表情になるのだから、若い皆さんはお化粧にあまりお金を使わないでほしい。クリスチャンは普通の手入れ程度で、きれいに見える。

艶麗(つややか)はいつわりなり、美色(うるわしき)は呼吸(いき)のごとし、惟(ただ)エホバを畏(おそ)るる女は誉(ほ)められん=@箴言三一章三〇節 (続)


◎ 暗誦聖句 テモテ後書一章八節C

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