◆ ロマ書の学び(146)

        習志野バプテスト教会週報
         二〇〇六年六月一一日号
         ▽ み言葉に生きる

 

 最近、日本でもアメリカに次いで家庭内暴力「ドメスティック・ヴァイオレンス」が非常に増(ふ)えてきた。皆さん自身が天のお父様としっかり結び合わされる事によって家庭内の暴力が無くなってくる。相手を変(か)えようとするのではなく、まず自分自身が天のお父様としっかり結び合わされることにより、変わっていただきたい。自分自身が本当に天のお父様の中に、すっぽり迎えられて、魂を安らいでほしい。どんな難しい問題も解決出来ると思う。

 私は今、恐(こわ)いものがない。しかし、子供の頃は恐いものが大変たくさんあった。まず、暗いところが恐かった。それから強い人が恐かった。そして、女の人が恐かった。一番末っ子で上に女、男、たくさんいる家庭だったので、いつも姉たちに叱られたり、自分の欲しい物を取り上げられたり、色々な事があったから、やはり女の人は恐いなと思ったのだろう。しかし、今、神様の御心に従って何かをしようとする時に、怖いものは無くなったのである。

 あなたが、聖書に書かれた「聖霊の内住」をいただいて、創造主である神様を「天にいらつしゃるお父様」と毎日親しく呼びかける事が出来るように切に願っている。どんな心の悩みでも、痛みでも、健康のトラブルでも、神様に願い求めるならば、神様は必ずあなたの叫び声を聞き、助けてくださる。神様は決してあなたを悪い方向に導かれない。その確信を持っていただきたい。あなたを愛してくださるお父様は、あなたに良かれと思う事だけをお与えになるのだ。「アバ、父。」毎日これを繰り返してほしい。「天のお父様…、天のお父様…」と。神様と共にある時に、いつどんなことがあっても決して恐れることがないからである。

されば兄弟よ、われらは負債(おいめ)あれど、肉に負う者なら ねば、肉に従いて活(い)くべきにあらず。汝等もし肉に従 いて活きなば、死なん。もし霊によりて體(からだ)の行為(おこない)を 殺さば活くべし。すべて神の御霊に導かるる者は、こ れ神の子なり。汝らは再び懼(おそれ)を懐(いだ)くために僕(しもべ)たる 霊を受けしにあらず、子とせられたる者の霊を受けた り、之(これ)によりて我らはアバ父と呼ぶなり。御霊(みたま)みず から我らの霊とともに我らが神の子たることを証す。 もし子たらば嗣子(よつぎ)たるなり。これはキリストとともに 栄光を受けんために、その苦難(くるしみ)をも共に受くるに因(よ) る。=@ 

        ロマ書八章一二〜一七節
                     (続く)

◎ 暗誦聖句 ピリピ書三章二〇節前半
されど我らの国籍は天にあり、(我らは主イエス・キリストの救主(すくいぬし)として其の所より来(きた)りたもうを待つ)

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