◆ ロマ書の学び(164)
トゥルーエット博士が全てを神様にあけわたし、捧げ切った時に、神様は「あなたは私の名前のために働きなさい。あなたの時は私の御手のうちにあります。全てをゆだねなさい。」といわれたのだ。その経験から、アメリカで最も大きな信頼を得た伝道者の一人と言われるようになったと言う。 この痛みと苦しみ。現代に生きる私達は鉄砲やピストルでなくても、自動車事故ということが起こりうる。日本に来た宣教師でも、交通事故を起こして誰かをはねてしまい、その人が亡くなったという経験があるかも知れない。私はこの出来事の記事を見て、自分だったらどうだろうか、もし車を運転して誰かをはねてしまったら私は伝道できるだろうか思った。この痛みと苦しみの経験から、トゥルーエット博士は多くの魂をイエス様の元へ導くことが出来るようになったと言う。まさに、彼の悲しみと苦しみ、痛みの経験は、相働いて神様のみもとに多くの魂を導くという結果になったのである。「私のため」というよりも「永遠の神様の目的のために」より多くの魂を理解し、人々を導くために用いられるようになったわけである。もし今あなたが大きな苦しみ、痛みを経験していらっしゃるなら、詩篇三四篇を声を出して読んでほしい。神様はあなたを必ずお支え下さる。神様によりたのみ、全てを神様に明けわたすことが鍵である。 詩篇三四篇四節以下
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