◆ ロマ書の学び(326)
どんなに辛(つら)い経験も、あなたを訓練し神様の輝きを増すために神様から与えられた訓練、経験と考えていただきたい。どのような辛い経験であろうとも、それが神様の御手(みて)の中にあるなら、すべてが最善に導かれるということを確信して歩むことが大事である。
なんじら時(とき)を知る故(ゆえ)に、いよいよ然(しか)なすべし。今は眠(ねむり)より覚(さ)むべき時なり。 「目を覚(さ)ませ!」なぜならば、イエス様の再臨(さいりん)は近いからである。世の中の様々のできごとを見ながら、主の再臨が近いことを覚えて予想しなさいと、使徒パウロは叫びをあげている。自分の生活にはある程度なくてはならない物がそろっているからとか、あるいはマイホームがあるから安心だ、などと思わないでいただきたい。 イエス様の再臨の時には、あなたの手に入れた持ち物もマイホームも全(まった)く無意味になる。なぜなら、主の再臨の後には私たちはもうこの地上にいないからである。聖書には、いつもイエス様を見上げて歩み、この世の中にどっぷりと浸(ひた)りきってはいけない、と何度も書かれている。私たちはこの世にあっては旅人だからである。
…我(われ)は汝に寄(よ)る旅客(たびびと) すべてわが列祖(おやたち)のごとく宿(やど)れる ものなり。
されど我らの国籍は天に在(あ)り。我らは主イエス・キリ ストの救い主としてその處(ところ)より来(きた)り給うを待つ。=@ また、私たちの国籍は天にあるということを、覚えなければいけない。イエス様は「自分のために財宝(たから)を地に積むな。この世の富を愛するな。」とおっしゃった(マタイ伝六章一九、二四節)。
まず神の国と神の義とを求めよ、さらば凡(すべ)てこれらの 物は汝らに加えらるべし。 次の聖句を覚えて生活の中で実行しよう。
われ新しき誡命(いましめ)を汝らに興(あた)う、なんぢら相愛(あいあい)すべし。わが汝らを愛せしごとく、汝らも相愛(あいあい)すべし。互いに相愛(あいあい)する事をせば、之(これ)によりて人みな汝らの我が弟子たるを知らん。=@
一切(すべて)のこと愛をもて行(おこな)へ。
おのれの如(ごと)く、なんぢの隣(となり)を愛すべし。
汝らも耐忍べ、なんぢらの心を堅うせよ。主の来り給ふこと近づきたればなり。
真理(まこと)より出(い)づる義と聖とにて、神に象(かたど)り造(つく)られたる新し き人を着るべきことなり
◎ 暗誦聖句 コリント前書一三章一節 |