◆ ロマ書の学び(377)

        習志野バプテスト教会週報
         二〇一一年五月一五日号
         ▽ み言葉に生きる

 

  人数が多いからといって必ずしも祝福された教会とはいえない。献金がたくさんあるから祝福された教会とも限らない。伝道者にとって一番の幸(しあわ)せは、一人一人が神様によって救われ、イエス様に忠実に従っていくことである。クリスチャンの忠実なあかしと信仰生活ほど、伝道者に喜びを与えるものはない。私たちの目当(めあ)ては、イエス様に忠実に従って、イエス様を中心として人生を歩(あゆ)む、そういうクリスチャンを育てることである。

  あなたは、「家(うち)はどうしてこう次から次へ、事故に遭(あ)ったり、病気をしたり、経済的に苦しくなったりするんだろうか。何かたたりでもあるんじゃないか?」などと思ったりすることはないだろうか。もし、心の中に疑いが起こるとするなら、先程の主言(い)いたまいけるは我(われ)みずから汝(なんじ)と共(とも)にゆくべし。我(われ)汝(なんじ)をして安泰(やすらか)にならしめん。=i出エジプト記三三章一四節)という神様のお約束を思い返していただきたい。

  また同じく此(こ)は安息(やすみ)なり。疲困者(つかれたるもの)にやすみをあたえよ。此(こ)は安慰(なぐさめ)なりと∞されど彼(かれ)らは聞(きく)ことをせざりき=iイザヤ書二八章一二節)とある。「神様は安らぎを、休みを与(あた)えて下さる」という約束がある。しかし、「あなたは私に聞き従おうとしない」からあなたに平安はない、と神様はおっしゃる。

  私は、サンフランシスコで伝道をしておられるインネス博士と時々話をする。アメリカには大変大きな教会が多い。

  私が一九六三年に、勉強に行ったミシガン州のテンプル・バプテスト教会(B・ヴィック博士)は、当時、毎週の礼拝に五千人以上集まった世界で一番大きな教会だった。アメリカでは、一五〇人とか二〇〇人位集まる教会は、小さな教会と考えられている。まして四〇〜五〇人の教会だと、そこの牧師は有能な牧師とは認められない雰囲気がある。インネス博士の教会には、今、礼拝に一五〇人位集まっている。私たちはアメリカの教会というと何千人、何万人も集まる教会を想像する。

  インネス博士は述懐(じゆつかい)してこうおっしゃったことがある。「私の心の中にも、アメリカで大きな教会を牧会したいという願いがあった。それこそ、三千人、五千人という大きな教会を牧会したいという思いがあった。しかしある時、私は神様にこう願った。何千人という大きな教会をサンフランシスコで作ることよりも、たとえ小さな教会でも本当にイエス様を愛し、神様に忠実に仕えるクリスチャンの教会を牧会していきたい。」と。

  インネス博士も私も同じ時期にボッブ・ジョウンズ大学で勉強したが、他の同期の学生が大学院の博士課程に進んでいこうとする時にも、インネス先生は「私は人間社会で通用する博士号よりも、何の学位も要(い)らないから、神様に喜ばれる魂を愛する伝道者になりたい。」とおっしゃった。私も同じ気持ちであった。

 

  ◎暗誦聖句 コリント前書一章二二、二三節
ユダヤ人(びと)は徴(しるし)をこい、ギリシヤ人(びと)は智慧(ちえ)を求(もと)む。されど我(われ)らは十字架(じゆうじか)に釘(つ)けられ給(たま)いしキリストを宣(のべ)傳(つと)う。


本ページへの問い合わせは ruthdick@mtj.biglobe.ne.jp までお願いします。